ベトナムでの性体験後にカンジダが発症したケース

カンジダは時折女性特有の性感染症と扱われることもありますが、実際にはそうではありません。
確かにカンジダは膣に感染するケースが多いため発症報告に至った人の割合として見れば女性が多いのですが、しかしカンジダは男性であっても発症することがあるのです。
さて、ごく限られたケースではあるものの、男性がカンジダに感染したということで時折報告されるのが海外旅行のあと、とりわけ東南アジア地域などの発展途上国の旅行から帰ってきた後です。
国としてはベトナムなどが多いのですが、これは一見するとベトナムの衛生事情が悪いということでカンジダが男性に感染するのではと言うように見えることもあるでしょう。
しかしながらベトナムでカンジダに感染したという場合、ほとんどの男性は現地女性との性体験があったとして話しています。
性体験というのが現地女性との恋愛なのか、それとも風俗店での性体験なのかという違いはありますが、発展途上国では基本的に日本ほど性病対策が行われているわけではないとして考えなくてはなりません。
性病対策、つまり医療分野の拡充は十分な国力と資本力があって初めて十分に機能するものです。
医療は人を守るために必須のものであるということは疑いようのない事実ですが、発展途上国においては医療よりも先にインフラ整備や食糧事情改善にお金が回されてしまいます。
加えて経済格差が大きいことも多く、そうした中では貧困に悩む女性が日々の生活資金を稼ぐためにやむをえず売春婦として生きているというケースもあるでしょう。
そうなると本来必要な避妊や性感染症治療も行えないということになりますから、結果として性感染症の拡大が避けられなくなってしまっているのです。
もちろん海外旅行に行っても風俗店は絶対に利用するべきでは無いとは言えませんが、可能な限り衛生面の整った場所で、日本から持参したコンドームを利用することをお勧めします。